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一昨日からベトナム出張でした。
次のベトナム人実習生の面接です。
集団面接をしてその場で選び、全員の前で合否を伝えます。
正直、僅かの時間の面接で誰がいいかなんてわかりません。
もー、直感、フィーリングですね。
しかし、選ばれた子は、ここで大きく人生が変わることになります。
毎回の事ですが、彼らの人生を背負うわけですからすごく責任を感じます。
今回選んだ子のなかには、面接で失敗したと思って、
まさか自分が選ばれると思わなかったみたいで
名前を呼ばれた瞬間、驚きの表情とともにガッツポーズ、
全身で喜びを表現してくれた子がいました。
そんな姿を見るとこちらも嬉しくなっちゃいますね。
入国は年末になりますが、しっかりと日本語を勉強して
日本に来てくれることを楽しみに待っています。
その後は、当初は予定していなかったのですが、
今病院に入院治療を受けている実習生の子のご家族と現地送り出しの学校で
お会いしました。
病状の説明、今後の事、直接ご家族と話しました。
入国から現在までの彼の写っている写真を現像してきたものをお渡ししました。
愛おしそうに、涙ぐんで写真をなでるお母さん。
田舎から8時間かけてでてきて、精一杯のおめかしをしてきたんだと思いました。
ちょうど先生の処置のある日でしたので、病院にいた
うちの従業員さんとテレビ電話でつなぎ、家族と話しました。
ずっと泣いていたお母さんでしたが、テレビ電話の時は、必ず涙をぬぐい
笑顔で話します。
そんな姿を見ると、同じ子を持つ身として涙がでます…。
母の笑顔は、無菌室で1人で戦う彼にとって私や従業員さん、組合の人が何回会いにいっても
かなわない、病気と戦う一番の力になると思います。
直接ご家族とお会いすることができて、本当によかったです。
なんとか根治してベトナムに帰してあげたいと心から思いました。
その後、夜は帰国した実習生の子に会い、一緒にご飯を食べました。
その日に連絡したところ、会いに来てくれましたー、ちゃんと日本語も
覚えててくれて、楽しい時間を過ごす事ができました。
帰国した子と食べるベトナム料理はまた格別ですねー。
朝早くから夜遅くまで目一杯の予定を詰め込んだ弾丸ベトナム出張。
とても中身の濃い1日でした。